
朝のバタバタが終わったと思ったら、あっという間に夕方の戦場が始まる。その間にある「洗濯物を取り込む」という作業が、私にとっては何とも言えない憂鬱な時間でした。せっかく干したのに、またそれを回収して、畳んで、それぞれの場所へしまう……。正直、考えるだけでため息が出ます。
「この時間があれば、コーヒーでも飲んで一息つけるのに」「子どもと絵本の1冊でも読めるのに」
そんなことを毎日思いながら、重い腰を上げていたのは、きっと私だけではないはずです。
「洗濯物取り込み最短5分!」は夢じゃない!
以前は、ピンチハンガーから一枚一枚外しては床に山を作り、ハンガーの服もとりあえず一箇所にまとめ、そこからやっと畳む作業に取りかかっていました。気付けば30分、いや1時間近くかかっていることも。その間にも子どもたちは「お腹すいた!」「遊んで!」と次々に声をかけてくるので、焦りばかりが募っていました。
でも、ある日、ふと気づいたのです。「この『取り込む』と『畳む』と『しまう』を一連の作業として捉えているから、時間がかかるんじゃないか?」と。
それから試行錯誤を重ねた結果、今では驚くほどスムーズに、文字通り最短5分で「取り込み」が完了するようになりました。もちろん、洗濯物を干す量にもよりますが、大抵の日は本当に5分です。その秘訣は、取り込む前の「準備」と、取り込み時の「アクション」にありました。
時短の肝は「取り込む前の準備」にあり
洗濯物を取り込む時間を短縮するには、実は「干す」段階から工夫を始めることが重要です。
- 徹底したハンガー活用:乾いたらそのままクローゼットへ直行できる服は、最初からすべてハンガーに干します。Tシャツ、ブラウス、子どものトップスなど、可能なものはすべてハンガーで。これだけで、畳む手間が大幅に削減されます。
- ピンチハンガーの工夫:靴下や下着、ハンカチなどの小物類は、ピンチハンガーの中でも場所を決めて干すようにしました。例えば、靴下は同じ色のものを隣り合わせで、下着は一箇所にまとめて。取り込むときに「あれとこれと…」と迷う時間がなくなりますし、外すときも一気にまとめて回収できます。また、たくさん連結できるタイプのピンチハンガーを使うと、そのまま移動が楽になります。
- 小物入れネットの活用:子どもの小さな靴下やスタイなど、大量にある細かいものは、洗濯ネットに入れたまま干せるタイプのものを使うと便利です。乾いたらネットごと回収し、そのまま収納ケースに入れるか、一時保管カゴへ直行。畳む必要すらなくなります。
取り込み時の「アクション」をシンプルに
いよいよ洗濯物を取り込む本番です。ここでは「いかに無駄な動きをなくすか」が鍵になります。
- 動線と収納場所の連携:まず、洗濯物を取り込む場所から、家族それぞれの収納場所までの動線を頭に入れます。そして、その動線上に「ざっくり仕分けカゴ」を置くのがポイント。
- 家族別・アイテム別のざっくり仕分けカゴ:例えば、リビングから一番近い場所に「私の服」「夫の服」「子どもの服」など、ざっくりとしたカゴを3つ用意します。ハンガーから外した服や、ピンチから外した衣類は、畳まずにそれぞれのカゴへポンと投げ入れるだけ。
- 「とりあえずカゴへ」の勇気:完璧に畳んでしまう必要はありません。5分で取り込みを完了させるためには、「外す」→「仕分けカゴに入れる」までがゴールです。無理にその場で畳もうとすると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
- ハンガーのまま収納するものは即収納へ:ハンガーに干した服は、乾いたら物干し竿から外して、そのままクローゼットへ直行。これこそ最速の時短術です。
「取り込み後」のルーティンでさらに時短
最短5分で取り込みが完了したら、残るのは仕分けカゴに入った洗濯物たちです。この後どうするかで、その日の心の余裕が変わってきます。
- 畳む作業は「別のタスク」として切り離す:取り込みが終わった時点で「今日の洗濯物取り込み、完了!」と一旦区切りをつけます。カゴに入った洗濯物は、後で時間がある時(テレビを見ながら、子どもが遊んでいる横でなど)に畳むようにします。こうすることで、「洗濯物を取り込む」というタスクの精神的負担が格段に軽くなります。
- 畳まない収納の積極活用:いっそのこと、畳むのをやめてしまうのも手です。引き出し式の収納ケースや、蓋付きのボックスを用意し、そこへ衣類を丸めて入れたり、ざっくりと放り込んだり。完璧に畳む必要がない服(肌着、パジャマ、普段着のTシャツなど)は意外と多いものです。
まとめ:ほんの少しの工夫で、時間は取り戻せる
私自身、この方法に変えてから、毎日「洗濯物を早く取り込まないと」という焦りから解放されました。5分で取り込みが終わると、残りの時間をコーヒーブレイクに使ったり、子どもと過ごしたり、自分の趣味の時間に充てたりと、心にゆとりが生まれることを実感しています。
もちろん、完璧にこなそうとすると疲れてしまいます。大切なのは「できる範囲でやってみる」という気持ちです。まずは、普段の洗濯物干しや取り込みの習慣を、ほんの少しだけ見直すことから始めてみませんか?
ほんの少しの工夫で、きっとあなたも「時間を取り戻す」ことができるはずです。


